














【DATE】
所在地:宮城県仙台市
主要用途:専用住宅
規模:地上 2階建て
構造:木造・在来工法
延床面積:134.14㎡(40.5坪)
工事費:2,000万~2,500万
竣工:2019
主要用途:専用住宅
規模:地上 2階建て
構造:木造・在来工法
延床面積:134.14㎡(40.5坪)
工事費:2,000万~2,500万
竣工:2019
M-houseは4人家族(夫婦+子供2人)の住宅です。
敷地は比較的低密度な住宅街で東は3区画の敷地に接道するのみの位置指定道路、西は駐車場、南は大きな空き地が広がっています。西側の駐車場及び南側の空き地は都市計画道路の予定地となっているため、窓の高さを目線よりも上げて設置し、一方東側は利用者が限定される位置指定道路のため、庭のような使い方を想定し大きな開口部を設けるなど周辺環境を丁寧に読み取り設計をスタートさせました
敷地は比較的低密度な住宅街で東は3区画の敷地に接道するのみの位置指定道路、西は駐車場、南は大きな空き地が広がっています。西側の駐車場及び南側の空き地は都市計画道路の予定地となっているため、窓の高さを目線よりも上げて設置し、一方東側は利用者が限定される位置指定道路のため、庭のような使い方を想定し大きな開口部を設けるなど周辺環境を丁寧に読み取り設計をスタートさせました
【先回りしない設計】
設計を進めると無意識的に現在よりも未来の姿を想定し計画していることに気が付きました。つまり子供が幼稚園、小学校、中学生と歳を重ねたすえに個室が必要になるであろうと考えはじめから個室を用意していました。しかし、現在あるべきは個室よりも遊びを許容できる大きな空間で、成長に合わせ最適な空間というのは変わってくると感じました。これらより未来を先回りし用途を限定するような設計を避け、子供の成長によりこれから起きるであろう生活の変化を存分に楽しめる家を目指しました。
具体的にはトイレや浴室、キッチン等の移動が難しい設備関係諸室を除き、大きなワンルームとし現在において必要とされる最低限の設計にとどめました
具体的にはトイレや浴室、キッチン等の移動が難しい設備関係諸室を除き、大きなワンルームとし現在において必要とされる最低限の設計にとどめました
【適度な距離感】
トイレや浴室、キッチン等の移動が難しい設備関係諸室のみに壁が張られ、いわゆる寝室や子供室というものはありません。個室のないワンルーム空間となるため気分やその時々に応じて適度な居場所(距離感)が必要となると考え、1.1mの腰壁やカーテンで仕切られた場所、1.5階に位置するキッチン上部の踊り場、デスクがおける少し広めの廊下等、個性の異なる場所を家全体に点在させています。